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素材とシルエットにこだわり続けるウィーンのミニマム職人

HelmutLangは、素材とシルエットにこだわり続けるウィーンのミニマム職人。ジュアルラインの「ヘルムートラングジーンズ」をスタートした。97年、ニューヨークコレラ。ミニマリズムを代表するデザイナー。1956ションデビュー。98年3月に本社をニューヨーク、オーストリア。ウィーン生まれ。76年からウィーンでアトリエを開く。86年、パリのポンピドゥーセンターで開近況かれたウィーンのモダニズム展でファッション界99年3月、プラダとのジョイントベンチャーから唯一出品。同年、パリコレデビューを果たし、発表。プラダがヘルムートランク株の51%を購入。翌年にはメンズも発表。透ける素材や異素材の融入。今後は大都市への路面店出店やシューズ、バックなど、さまざまな素材を新しい発想で取り入れツゲ、フレグランスなどのアクセサリーの展開も。またミニマムでモダンなデザイン。知性派として一躍注目を集める。

エバーグレーズ加工

防しわ加工法で、特許を持つアメリカのジョセフーバンクロフト社から戦後間もなく日本に紹介された。エンボス加工で生地に凹凸を作り、樹脂で固めたコシのある生地になる。オートクチュールフランス語でオートは「高級な」、クチュールは「仕立て」で、単純訳は「特注仕立て服」。要するに既製服に対するオーダーメードのこと。ただし厳密には「オートクチュール」といえば、パリの高級衣装店組合(サンディカ)に所属するメソンに限られる。大手百貨店のPB三越のレオドールーポーラック、高島屋のハイランド、大丸のドローシャン、伊勢丹のマジソンなどが有名。ブランド開発は、海外メーカーまたはデザイナー、国内メーカーとの提携が主。その他、スーパーの西友が興したPB「無印良品」はセゾングループ解体後に独立し、「良品計画」という単一企業に成長している。

仕立の良さを主張する着こなし

19世紀以降、政治リーダーに求められる着こなしが変化した。それまでの華美から質素へ、しかも目立たずに仕立の良さや確かな審美眼を主張する着こなしへの変化だ。ブリオーニが提案するスーツも、けっして目立つためのものではない。けれども、着る者の個性、内面を惨み出させる力を持っている。英語がグローバルスタンダードになった以上に、スーツは一種の普遍回詰の地位を獲得するにいたった。創業当初からインターナショナルクラシックを目指したブリオーニは、まさに世界を結ぶ共通語としての役割を果たしてきた。アンジェローニは次のように言ったものだ。「エレガントにとどまろうとするなら、プレタポルテ=既製服で充分です。いいものを選ぶことができれば、それでエレガントは実現できますから。けれども、ラフィナートであろうとするならば、絶対にサルトリアーレ=職人の手による仕立でなければなりません。自分自身であることが重要なのです。ブリオーニはたとえ既製服であろうと、サルトリアーレを実現しようと努力しているのです」エレガントの語源を辿ると、「最良のものを選ぶ」である。ラフィナートとはイタリア人がしばしば用いるエレガントの上位概念だ。同じ語根を持つ言葉にラフィナーレがあって、それは石油の精製や精練を意味する。だからラフィナートは、洗練に洗練を重ねていって辿り着く境地とでも言えばいいだろうか。ボー・ブランメルは「振り返られるような着こなしでは失格だ」、目立ってはならないと断じたが、高度な着こなしのルールは現代の政治リーダーたちにも求められるものだろう。