買い物をする際のサイフ代わりに、銀行預金を利用するのであれば、よく利用するスーパーやコンビニ、デパートなどに店舗やATMを設置しており、いつでも自由に利用できることが大きなポイントになります。さらには、定期預金の金利より普通預金の金利が比較的高い銀行のほうが有利となります。通信販売やネットオークションをよく利用する人であれば、口座数の多いネット銀行などにも口座を開設していると、便利です。このように、いろいろな目的に合わせて、最適の銀行を選ぶのがベストの選択と言えるでしょう。一番のお勧めは、特徴の異なる複数の銀行に口座を開設し、目的に合わせて利用方法を変えることです。投資目的で選ぶのであれば、金利が高めの住信SBIネット銀行とソニー銀行がお勧めです。買い物の際にサイフ代わりに利用するのであれば、セブン銀行やイオン銀行がお勧めです。
新たに出現したプレイヤーとは、「バリュースライサー」「マーケットメーカー」「エージェント」「バリューオーガナイザー」の4つである。その一つ一つについて、簡単に説明しておこう。「バリュースライサー」というのは、開発、製造、営業、物流といった事業の各機能のうち、とくに競争力の強い一部門を既存の企業から横断的にスライスアウト(切り出し)して一つのビジネスにしてしまおうというものだ。たとえば半導体の開発部分だけとか、テスティングの部分だけとか、メーカーが閉鎖の系列の中に持っていたものの一部を全部まとめてやってあげようというプレイヤーを「バリュースライサー」と呼ぶことができる。既存のメーカー側から言えば、自社ではそれほど競争力がない部門についてはバリュースライサーにアウトソース(外注)してしまったほうが、より自社の強い部分に特化できる。あるいは競争力の強い部分を系列外でも大きな収益を得るために外に出して「バリュースライサー」として事業化するケースもあるだろう。
日本の流通構造が大きく変わり、新興ベンチャー企業と老舗の通販企業の大幅な入れ替えが発生する。モデル別にみると次のように予想される。?広告型モデル―ヤフーなどの成功例にみられるように、広告型のモデルは、金銭やモノの流れという制約が少ないため、早くから成長した分野である。検索サイト、プッシュサービス、ポータル・サイトなどを経て成熟しつつ、デジタルとマルチメデイア技術の進展に伴い、テレビ・ラジオ等の放送と融合していく。?サービス販売型モデル―航空券などの各種チケット予約、証券取引や銀行取引、マッチング、オークションなどのサービスを売る分野は、モノの流れが伴わないためネットト取引は加速され、市場規模は拡大する。例えば、米国の調査会社であるジュピター・コミュニケーションによると、二〇〇二年のインターネット・ユーザーのうち銀行取引は一八・六%、証券取引は三万一%になると予測している。ネットによる金融取引では、店舗で営業担当者を介する取引に比べ、大幅に手数料が安くなるため、わが国でも九九年十月の手数料自由化以降急速に利用者が増加している。
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